娘と行く六甲の山 
2005.05.21
東お多福山

娘の情操教育を兼ねて山に行ってきました。海上自衛隊の江田島パン試食レポート付き(笑)


朝 飯
昼 飯
晩 飯
JR芦屋-阪急バス経由-東お多福山登山口-東お多福山山頂-土桶割峠-登山口-JR芦屋 自宅にて
おにぎり
江田島パン
一口カツ
たまご焼き
レタスとトマト

カレーライス
サラダ

5月21日

4月から所属部署が変わり、仕事の内容が若干であるが変わることになった。仕事をしながら仕事を覚えるというのは分かってはいるけれど、新人のときのように助けてくれる人がいるわけではなく、辛いのは事実だ。ついつい土日もどうしたらいいのかと考え込むことも多く、ストレスもたまってきたなあと思っていたので、ここは思い切って近所ではあるが山にでかけることにした。

朝はいつもどおりに起床。やや雲が多いが、外はすでに暑い。嫁さんに弁当を作ってもらい、JR芦屋駅まで送ってもらう。新管理人はお弁当が大好き。外で弁当をたべようかという言葉につられて(笑)ワクワクしている様子。別にだましているわけではありませんので念のため。

JR芦屋駅から阪急バス80番81番に乗って東お多福山登山口まで向かう。途中阪急芦屋川駅で中高年団体がどどっと乗ってくるが、とにかくのろい。のんびり乗ってくる。中からおばさんが「はよしいや〜」と叫んでいた。まあ、それほど急ぐ旅でもないから、いいんだけどね〜。JRの事故もそうだけど、ちょっと僕達時間に追いまくられてないか?と思う一場面だった。

30分ほど走ると東お多福山登山口に到着。
中高年団体もほとんどはここで下車。新管理人はすでにワクワクした様子。停車場で簡単に体操して出発。しかしここからしばらくは歩道歩きだ。ここを歩かせても面白くないかなと思って「背中に乗る?」と聞くと「背中がいい〜」というので背負うことに。重くなったなあ・・・。

山の中は小鳥のさえずりでいっぱい。新管理人も不思議そうにきょろきょろする。虫もたくさんいる。目の前にマイマイカブリがいたので、「あ!まいまいかぶりだ」と叫ぶと「どこどこ?」と一緒になって探す。マイマイカブリはかたつむりさんを食べるんだよと教えると「そんなことしたらいかんなあ〜」と新管理人。子供に自然の摂理を教えるのは本当に難しい。いろいろ挑戦してみたけど「なんで?」「なんで?」の連続。最後は神様の登場でごまかす(汗)山を左手からぐるっと巻いたあと、尾根の上に出る。視界が次第に開けてきて、振り返ると奥池や、芦屋の海、遠くは大阪湾や梅田、大阪ドームが見える。海がみえるぞ〜と教えたが「どこ???見えない」と新管理人。はて、たぶん新管理人のイメージの海とは違って見えたかな。

それにしても登山道は虫の宝庫。僕は楽しくても新管理人には恐怖の登山道となったようで、虫が前にいると足が止まる。いつからこんなにこわがるようになったのかな。バッタがいたので、つかまえて触らせる。バッタは大丈夫のようだ。綺麗なハンミョウが居たのでつかまえたかったが逃げられた。鳥や植物はまったく分からないので、これは嫁さんに任せて僕は好きな昆虫のことを新管理人に教えてあげよっと。最後にやや急な斜面を上っていくと、東お多福山の山頂に到着!!

東お多福山登山口(バス停)から歩くと分岐が出てきます。ここから左にいくとお多福山へ。土桶割峠にいくには直進。ただし峠まではアスファルトの道です。 40分ほどのぼると視界が開けてきます。今日は曇っていますが、奥池や芦屋の海がみえます。大阪ドームの屋根がキラリと光ってみえました。 東お多福山山頂です。山頂にはなぜか熊蜂がたくさん飛んでました。新管理人はかなり怖がってました。まずは山頂で飴を食べます。すでに山屋の風格が出ていると思うのは私だけ?

山頂で飴ちゃんを食べる新管理人。どことなく山屋さんの風格が(笑)それにしても帽子をかぶるとさらに嫁さんにそっくりだ。動作も似てるような気がする。やっぱ親子やな〜。

東お多福山山頂は広い大地になっている。ここから当初は高座の滝方面に歩く予定だったが、ここまでの行程をみると子供の足ではとうてい13時に阪急芦屋川につくのは無理だし、無理やり背負って降りてもお互いおもしろくないので、ここでのんびりして、山を遊んでバス亭におりることに変更。山頂からすこし雨ヶ峠に向かっておりたところにすわり、お弁当タイム!!
今日は雲が多いが、山頂は涼しい風で大変気持ちがいい。雲が切れて太陽が顔を出すととたんにじりじりと焼かれるようなかんじ。子供の帽子は僕が中学生のときに買ったオタッキ-なブッシュハットだが、頭がでっかい新管理人にはぴったり。おかげで首筋など日焼けせずに済んだ。


まんなかに見える尾根を登ってきました。子連れにはここからのアプローチがいいとおもいます。奥は奥池の町並みが見えます。交通の便さえよければ住んでみたいんだけどなあ。嫁の父親が一時購入を検討したらしいけど、有料道路を通らないと家に帰れないということで没に。
東お多福山から海方面に歩きます。虫がここも一杯。興味津々&恐怖で一杯の新管理人。 さあ、弁当タイム!トトロの弁当箱には何がはいってるのかな。お気に入りの昆布おにぎりを手にとってにっこり(^^)

お弁当の中身は卵焼きとレタスとトマト、一口トンカツ。おにぎりは新管理人の大好きな昆布のおにぎり二個とパパ専用高菜のおにぎり。シートも敷かずにそのまま座る。虫がときどき出現するので、新管理人はびびっていたが、これも練習(^^)



さて、今回はGW前半の「大和萌えツアー」の際に江田島でGETした「パンの缶詰コーヒー味」の試食という重要な?ミッションを実行せねばならない。しかし弁当をたべているところは当然のことながら登山者がたくさん通る場所。この缶詰の写真は結構過激(?)なので、ひと目を気にしながらザックから取り出して、あけてみる!

蓋を開けてみるとこんなかんじ。お!なんかうまそうやないか。ん?こりゃどうやって取り出すんだ?下に向けて振っても出てこないぞ。しばらく考えてみる・・・→ もしかして手で引っ張り出せってことかなと思い引っ張ってみるとでてきたでてきた。あれ、紙が半分しかないぞ。朝霞バージョンはすべて紙で覆われていたんだけど・・・。それにしてもこのパッケージは山ではかなり恥ずかしい(汗)
あれ?なんかひっかかった。ぐぐっとひっぱりだすと・・
ばーん!初公開!これが江田島のパンの缶詰の中身。
一応、富士山の岩清水、伏流水使用、カルシウム入りのパンらしい。(笑)カルシウム入りって・・・。もうちょっと中身の包装を考えたほうが・・・
朝霞のものはしっとりとしたケーキっぽかったがこちらは水分の少ない、パンというか、なんというか、微妙な味のパン。ふわふわパンというかんじかな。新管理人にも食べさせてみたが「ま○いなあ~」とのコメントが(笑)さすがに山で食べるのにはこれは不向き。朝霞バージョンに軍配!です。

コーヒー味のパンは一口で缶詰内に逆戻り。家で再度挑戦することに(笑)やっぱ、山はママの作った弁当をたべなきゃ(笑)
新管理人は豪快におにぎりを、たまごやきを、トマトを食べている。どこでおぼえたのか、カメラを向けるとピースのサインを送る。おまえはチャーチルか(笑)あとで、気づいたけど、お上品とは程遠い格好である。こんなに足を開かなくても・・・。このあたりがママに似て(?)豪快です。小心者のパパには出来ない。


豪快な格好(?)でランチ中の新管理人。 2歳のわりには格好も雰囲気もなかなかのものです(笑)

ランチタイム終了後、東お多福山山頂に戻り、ここから土桶割峠に向かって山を下ります。さすがにここは背負う。満開のつつじが咲く登山道を歩いて20分ほどで土桶割峠に到着。ここからバス亭まではアスファルトの短調な道なので、ここで予定変更。せっかくなので、本庄橋跡のほうに向かい、川あそびをさせることに。川に連れて行くと興味津々。靴のままじゃぶじゃぶはいっていくので、靴を脱がせて一緒に川に入る。「冷たい〜♪」と嬉しそうな顔。新管理人は川の上流に向かってどんどん歩いていく。どこまでいくつもりだ〜。途中でおわりにしようと引き上げたが、こりゃ沢登りもばっちりだな(笑)洗脳は順調に進んでいることを実感(爆)
「オ!川の水は冷たいな。」 「川の中にドボンしていい?」 こんな看板ありました。

川遊び終了後、土桶割峠に戻る。ここからは30分ほどバス亭までアスファルトの道を歩く。このあたりから左足が痛み出す。いまの自分にはこの程度の散歩がちょうどいいみたい。学生のときの怪我の後遺症が昨年から出ているんだけど、これはこれからずっと付き合っていかにゃならんし、毎日鍛えていくしかないので、根気が必要だなあ。

バス亭に到着するとバスはちょうどでたばかり。12時36分のバスまではだいぶ時間がある。どうしようとおもって背中を見ると新管理人は心地よい風の中で爆睡中。ベンチにそのままザックごと下ろしてまったり。バスを降りるときに寝ている新管理人を背負うのには苦労したが、嫁さんにJR芦屋駅まで迎えにきてもらい無事終了。4時間ほどの山歩きでしたが、娘との山歩きで子連れ登山のコツもなんとなくわかったし、自分の気持ちもかなりリフレッシュできた。妻と娘に感謝!

『あとがき』
やっぱり気になるパンの缶詰。大抵この手の商品は民生品に手を加えたものであるはず。楽天で探してみると似ている商品を発見した。種類もあずき、コーヒー、おいもが選べるので、間違いないと確信。ちなみに江田島で購入したのは4つ入りのセット(おいも、ぷれーん、あずき、コーヒー)です。



なかみはおんなじはずなのに、パッケージ一つで大変身(笑)
で、前回(昨年)の試食レポートでもお伝えした朝霞駐屯地で購入した「パンの缶詰」こちらは、チョコクリーム味はかなり美味しくて(イチゴはいまいちだったけど)気になっていたんだけど、調べてみると、アキモトというパン屋さんがつくっているそうだ。楽天で探してみると、あったあった!アキモトのパン。チョコクリームがお勧めです。山で食べるのならこちらをお勧めします。やっぱり花より団子、あ、山より団子の腹ペコ山男なのでした。

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