鈴鹿雨乞岳 稲が谷コース 99/11/20


【日時】1999年11月20日〜日帰り山行

【メンバー】 腹ペコ山男とその妻 and ”さんふらわあまりも氏”

【山行のメニュー】

行程 朝ごはん 昼ごはん 夕ごはん
鈴鹿スカイライン(稲が谷)-雨乞岳
‐東雨乞岳‐稲が谷
- ミスタードーナツ
オレオ、パインアメ
にんじん亭で餃子、しゅうまい、ビーフカツ定食で腹いっぱい

【その他持参した食料】

さんふらわあ まりも氏がラーメンとキムチを持参してくれたものの、食べる場所がないだろうという判断で車においたままにした。
下山後食べる予定であったが、温泉の魅力に負け食べずじまい。



今回はなーんも作ってないです・・・下山後に食ったもん載せるから堪忍して。
ビーフカツ定食 おしながき  評価
ふっくらごはん
具いっぱいみそしる
白菜の漬物
超ぶ厚いビーフカツ
千切りキャベツ
おいもサラダ
ところてん(黒蜜)
なんだこりゃ!この桶は!しかも中にはいっているこの巨大な餃子みたいなのは何だ?
そう、ここのビーフカツは全体を衣に包んで揚げるのではなく、ピカタのように薄い皮で肉を包む方式なのだ。したがって厚切りステーキを食べているような感覚にとらわれる。
肉食っている!と心から感じる大満足の一品。ちなみにご飯もふっくらしてもちもちしておかわりしてしまった。ほんと最高ですよ、ここは。
みそカツ定食 おしながき 評価
ふっくらごはん
具いっぱいみそしる
白菜の漬物
みそたっぷりのみそカツ
千切りキャベツ
おいもサラダ
ところてん(黒蜜)
嫁はんが注文した一品。みそカツは中部地区のお店であればおおよそ食べることができる料理であるが、みそベースのたれを揚げた後に上からかけるか、もしくは揚げた後にみそだれの中に全体を漬けこむかのどちらかである。ここのみそかつは後者で比較的あっさり味であったため、これが逆にあぶらっこさと濃い味によるいやな満腹感(いわゆるもたれ)がなく大変おいしかった。
最後にこの食事の前にたべた餃子としゅうまいも美味であったら、餃子はもう二周りでかくしてほしかったナ。

 
【山行日記】

11月18日木曜日 夜10時ごろ、私の携帯が鳴る。だれや、こんな時間に?電話の主は”さんふらわあまりも氏”(以下まりも氏)であった。「おい、今度の山行は金曜日出発か、土曜日か、泊まりか、どないする?」そうそう、私はまりも氏とどこか近郊の山に今週末にでも行こうと約束していたのだった。とりあえず土曜日の朝出発し、7:30に大津のサービスエリアで待ち合わせをすることにした。

11月20日。朝5時頃に妻に蹴り飛ばされて眼がさめる。ねむいなー。しかし朝から元気なまりも氏はすでに出発しているだろうとこちらも6時ごろに神戸を出発する。途中案の定京都で渋滞につかまる。ったく毎回毎回、なんとかせーよな。渋滞したら通行料金安くせーよ!!!こりゃ7:30には間に合わんと思いまりも氏に電話する。「おう、わしじゃ、いまどこ?」「え、あ、いまな 堺(さかい)や」「な!なんて?堺?」どうやらまりも氏たるお方が寝坊かつ渋滞にまきこまれたようである。とりあえず先に大津SAに向かうことにする。寝不足で疲れて来た私はどうも注意散漫になってきたので大津のSAの看板みたら教えてくれと嫁はんに頼む。(これが失敗やった)ふと気がつくと草津の看板が見える。あれ?もう過ぎたんとちゃうか?嫁はんに聞くと「大津は草津のむこうやからまだまだ先」「あほぬかせ、地図みろ!」「あ、あら?」見事に大津を通過してしまう。結局竜王IC手前の菩提寺SAで待ち合わせをすることに。
竜王ICで下りたあと、ひたすら鈴鹿スカイラインをめざす。滋賀の三重県寄りはずいぶんと田園風景がひろがるのんびりしたところだ。鈴鹿の山々が次第に近づいてくると紅葉しているのが分かる。どうやらいい時期に来たようだ。今回は鈴鹿スカイラインの途中で車を置き、谷をつめて雨乞岳を登る稲が谷コースである。

入り口には看板が立っているが、カーブの後にあるためわかりずらい。駐車スペースは6台分くらいある。今回はまりも氏がラーメンなどを用意してくれたが谷歩きで展望も期待できそうにないので、下山後にたべることにし、荷物は軽くして出発した。このコースは当初楽勝と考えていたが、川を何度も渡渉したり、巻いたりと意外とハードコースである。それにしても静かで、かつ紅葉が美しい

稲ヶ谷コースの道票 稲ヶ谷は秋色の静かな谷 紅葉まっさかり
汗もどんどん吹き出てくる。今回は3人なので、べらべらしゃべりながら歩く。いつもは歩くときは寡黙だがたまにはこんな山行もいい。しばらく谷をつめていくと次第に稜線が見えてくる。やがてもろい足場の急登を一気に登ると雨乞岳と東雨乞岳の中間鞍部にひょっこりでる。左にいくと雨乞岳、右に行くと東雨乞岳だ。
頂上まではこれまた背丈ほどの伊吹笹で被われている。1m93cmのまりも氏は胸から上がでているが、私の妻は完全に笹の中に隠れてしまう。雨乞岳の山頂からは鈴鹿の奥深い、山々がはっきりわかる。山頂から見る鎌ヶ岳はこれまた格好いい。尾根のよろいをまとった山というのはなんだがずっしりしてたくましい感じがする。しばしの展望を楽しんだ後、東雨乞岳へ。こちらはずいぶん人でにぎわっている。ドーナツを食べたあと、展望に別れを告げ、下山を開始。
雨乞岳の山頂 東雨乞岳方面を望む どっしりとした御在所岳


鎌ヶ岳の勇姿

すこし足が痛くなってきたころに鈴鹿スカイランを通る車の音が聞こえてきた。最後の滝で大休止し、写真撮影を楽しんだあと、道路にでる。道路脇には愛知大学のワンダーフォーゲル部の遭難碑が建てられていた。ご冥福をお祈りします。
着替えをしたあとは武平峠を越えていつもの温泉「やまびこ山荘」へ向かう。スカイラインからだと、下る途中右手に見える。ゆーたり風呂に入り、さっぱりした後はこれまた定番の店「にんじん亭」に行く。何をくったかは上を見てね。3人とも大満足で帰路についた。

【おまけ】角切ステーキをたべる まりも氏



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