北アルプス 燕岳山行 99/07/10


【日時】1999年7月10日〜7月11日(金曜日21:00名古屋発)
 

【山行のメニュー】
行程
朝ごはん
昼ごはん 夕ごはん
中房温泉無料駐車場-
合戦小屋-燕山荘-
燕岳往復-テント場(C1)
お〜いお茶×1
小倉パン1個
チョコパン1個
チョコパイ1個
水500ml
グリーンティ
★フランスパンサンド★
マーボ春雨
(ベーコン入り)
緑茶
燕岳テント場ー中房温泉 ★洋風ぞうすい★ チョコパイ
プリッツ
りんごジュース(入浴後)
-
<その他持参した食料>
ラーメン×1、チョコパイ×3、カロリーメイト×1、カントリーマーム×1、キットカット×2 オレオ×1
紅茶パック×2、砂糖×10本、グリーンティ×1、日本茶×3、ポタージュ×2


フランスパンサンド 作り方 評価
【用意するもの】

フランスパン、ベーコン、マヨネーズ

【作り方】
フランスパンに切れ目を入れる。手で裂いてもよし。裂け目にベーコンを挟む。マヨネーズをたっぷりかける。
 

マヨネーズの味がなんとも食欲をそそる一品である。しかしベーコンだけではなく、やはりレタスなどがあったほうがよい。またベーコンよりもコショウ付きのハムもしくは加熱したベーコンのほうがよりおいしくなるのでは?と感じた。

当日は暑かったのでマヨネーズとベーコンは近くの雪渓から取ってきた雪の中に入れて保存した。やはり夏山でこの手のものを食べるには腐敗との闘いのような気がする。

 

マーボ春雨 作り方 評価
沸騰した湯にN谷園のマーボ春雨の具を入れる。その後ベーコンの切り身を入れ春雨を入れて一煮立ちさせて出来上がり。

春雨があまりどろどろにならないうちに火を止めること。

前回好評だったマーボ春雨を単独行に使用できないかと考え、今回はマーボ春雨の素と付属の春雨のみの夕食にしてみた。
春雨は3〜4人前なのでごはんがなくても十分腹一杯になった。とはいうものの隣のテントのおばさんがメンバーに「ごはんおかわりあるよー!どんどん食べてね」という声が聞こえたときおもわず「分けてください」と叫びたくなった。
洋風雑炊 作り方 評価
沸騰した湯にカップスープの素2袋を入れ、ベーコンをちぎって入れる。再度沸騰してきたら、フランスパンを細かくちぎって放り込む。パンがやわらなくなってきたら出来上がり! いつもラーメンやカレーウドンばかり食べているので新メニュー創作にむけてチャレンジしてみた。
カップスープの素を2袋入れてみたが、パンに水分を吸い取られてしまい、味がややy薄くなってしまった。塩とコショウがあればよいかもしれない。しかしながら刺激が少ないので朝の食事としては使えるのではないかと思う。
フランスパンは膨らむので、小さめにちぎったほうがよい。
おまけ(グリーンティ) 作り方 評価
お湯を沸かす。溶かす。かき混ぜる。
作り方とは言わんな、こりゃ。
やはり夏はグリーンティの季節です。雪渓から取った雪に降りかけて楽しむもよし、熱くして体を温めるのもよし、練乳を入れて糖分補給として飲むのもよし。お勧めの一品!
おまけ2(梓川SAの豚汁定食) 作り方 評価
あっという間にできてしまったので観察できず。おじさんのすばやさに脱帽。 修行がちと足らんのとちゃうか〜?殿様商売しとるぞ!!とはいえ600円でこの量なら満足できるでしょう。味より量で勝負。



【山行日記】
 
<7/9>
土曜日は晴れるでしょう」というお天気お姉さんの声を聞いてむしょうに山にいきたくなり、北アルプスの燕岳に行くことにした。7/9は職場からこっそり穂高の観光課に電話していろいろ現地情報を収集(すでに仕事やる気ゼロ)、ひさしぶりに定時退社をして、最寄駅のスーパーに駆け込む。帰宅後、パッキングをして21:00に名古屋を出発。夜の高速は空いており、快調に飛ばす。豊科ICから途中で道が分からなくなりうろうろするが、看板をたよりに中房温泉を目指す。中房までの道は狭い&カーブの連続で、暗闇の中をひやひやしながら、橋の手前の無料駐車場に滑りこむ。さすがにまだ空いている。空は星で埋め尽くされて天の川もはっきり見える。しかし夜は寒くてほとんど寝れず。

<7/10>
朝4:00ごろ、目がさめる。すでに外は明るい。パッキングをして4:40分に駐車場を出発する。道路を歩いて中房温泉登山口の看板のある左手から登山開始。今日はひたすら上りなのでゆっくりめのペースで歩くが、それでも照りつける太陽の下、体からは汗が吹き出てくる。ひさしぶりに心地よい汗をかいた快感も手伝ってか、気分も爽快。合戦小屋上部で槍ヶ岳を確認。おもわず「お〜」と一人で叫んでしまう。しかしいつも思うけど「見えるとつらい」んだな、これが〜。
 
稜線だ 槍の穂先が見えたぞ 燕山荘

燕山荘への最後の上りを一歩一歩登って9:00に燕山荘に到着。さっそくテント場料金(500円)を支払いテントを設営。昨日はたったの2張りだったそうだ。やはり山は平日のほうがいいらしい。ここで今回はじめて山に携帯電話を持ってきたので(京セラ製のKY201!)早速友人達にイヤミの電話を入れるべく電話するがあいにく留守。面白くないので以下のようなメッセージを吹き込んでおいた。「あ、俺やけど、今燕岳の山頂!めちゃ天気ええぞぉ、最高やわ。」あとで非難ゴーゴー。
 
 
まだまだ空いているテント場 燕岳を望む 槍ヶ岳遠望
高い空と稜線 高嶺の花々 岩の頂上 燕岳

テント設営後、カメラを持って燕岳を目指す。稜線から裏銀座の山がきれいに見える。まだガスも沸いていない。頂上にはアマチュア無線が趣味のおじさんがひとりいた。「ずっと見ていても飽きないね」というおじさんの言葉どおり今日の北アルプスはド快晴。展望360度。展望を約1時間楽しんだ後テントに戻る。このころになると下から○×山岳会の中高年団体(ほんまにおばはんばかり)やアウトドアしてるぜ勘違いお兄さんたちがうじゃうじゃ登ってきて、99.9%がそのまま燕山荘に吸い込まれていく。きっと今日はウナギの寝床なんだろなー。13:00ごろからガスが発生し、次第に視界不良となる。これでは夕焼け撮影は無理やなとあきらめ、シュラフに包まるとスッと寝てしまった。7時ごろ目がさめ、外を見るとふもとの街がみえるではないか!しまったあと思い、カメラを持って稜線に駆け上がるが時すでに遅し。夕日は稜線の彼方に沈んだ後だった。金星の輝きを見つめながら「明日晴れたら、モルゲンロートを狙おう」と言い聞かせ、床についた。

<7/11>
4:00起床。テントが風で揺れている。テントの通風孔から覗くと燕山荘はガスに包まれている。ありゃりゃやっぱり天気悪いな。5:30まで待つがこれ以上回復しないと判断して下山することにする。ひさしぶりに合羽を上下着込み、撤収。雨は横から降ってくるのでメガネが曇って少々歩きにくい。合戦小屋あたりで雨は小降りになる。雨もまた楽し。下からは登山者がぞろぞろ登ってくる。さすがに表銀座の登山口だけあってカップルが多い。相手の女性は体育会系はりきりお姉さん系か色白とても山なんか登りそうにもない系の2タイプに分かれるようである。(どこ見とんねん!)また親子連れも多かったが、母娘コンビの場合、娘さんはけっこうかわいい子が多かった。とさまざまな想像を楽しみながら下っていくと2時間半で中房温泉に到着した。雨に濡れ、汗もかいているので一度車に戻ってから温泉に入ることにする。御座の湯という名前の風呂(外来用?)だったが、5人入れば満員。風呂からの展望がゼロなので残念だった。もうすこし登山客も大事にしろ!!
 
ガス沸くテント場 中房温泉

昼メシは安曇野の「ぶたのしっぽ」で食べる予定であったがまだ開業していなかった。(到着時刻10:18)仕方なく、豊科IC前のロイヤルホストにでも行こうかと思いながら漫然と運転していたら、豊科ICの料金所に向かう右折レーンに入ってしまい戻るに戻れずそのままICへ。食事は梓川SAで豚汁定食(600円)を食べ、11:00に出発、14:30に名古屋の独身寮に到着した。
 



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