| 槍ヶ岳から笠ヶ岳縦走 2012.08 |
| 8月26日 昨日のうちに笠ヶ岳も登頂したし、今日はもういいだろうと思いながらカレーうどん1/2を食べて、トイレを済ますために小屋まで上がった。小屋には電気もあり、トイレットペーパーもついていた。トイレを済ませて時計を見ると4時45分。日の出まではまだ時間があるので、せっかくなので笠ヶ岳に登り、頂上で御来光を拝むことにした。
今日の行程の無事を祈って笠ヶ岳頂上をあとにし、撤収をして歩き始めた。今日は苦手の下りがほとんどの行程なので、あわてず、ゆっくり行くことにした。後ろから来る登山者にかなり抜かされたが、マイペース・マイペース。よくここまで来たナーとしみじみ笠が岳と縦走路を振り返りながら、笠新道を杓子平に向けて下り始めた。
予想どおり、足の小指は痛むので走るようには下れない。いつもよりさらに慎重に足を運んだ。暑い、暑い。朝露で湿らせたタオルがひんやりして今日も気持ちがいい。途中で雷鳥の声がしたので、立ち止まって探してみると、いた!ここで雷鳥に会えるとは。ラッキー。
杓子平の入り口から振り返ると笠ヶ岳が綺麗に見えた。さて、下るほうはここからが本番。下りは苦手でさらに今回は小指を痛めてしまったので、最大4時間かかると読んで下山を開始した。この下りが辛いのは適当な目標が何もないことだと感じた。2200メートル地点、1700メートル地点の看板があったが、あまり登山者の援助にはならない看板だと思う。私は向かい側の中崎尾根の標高を目視しながら地図を見ておおよその見当をつけて下りた。しかし、だんだん飽きてきたので、巨木を探して鑑賞しながら下りることに切り替えた。こちらのほうが楽しかった。せっかくならプロセスも楽しまなければ。
次第に川の音が聞こえてくる。だまされねーぞ(笑)と思いながら下っていく。下で休んでいる登山者が見えた。予想より早かった。下山口にある水を飲んで汗を拭いた。ここから新穂高まではいやーな林道歩きがある。幸い、同じタイミングで出発した単独の登山者がおられたので、その方と話をしながら、新穂高までいいペースで歩くことが出来た。感謝です。 さすがに5日間風呂に入っていないので、新穂高で風呂に入りたいナーと話をしたところ、ホテルニューホタカの前で500円で入浴できると書いてある看板をその方が見つけてくれたので、私はここで入浴することにした。ホテルはニューとは言いがたいオールドな雰囲気のホテルである。風呂もひなびた感じだが、逆によかった。
ロビーでホテルのおっちゃんに大阪まで帰るルートを聞いた。濃飛バスが12時55分にロープウェイ駅から出ること、高速バスもあること、以前のバスターミナルの建物は無くなってしまったこと、案内所もロープウェイ駅から下ったところにあること等を教えてもらうことが出来た。実際に見に行ってみると、バスターミナルは見事に無くなり、単なるバス亭になっていた。おそらく知らない登山者はここまで下ってなんだこりゃ?と思い、ロープウェイ駅まで登り返すことだろう。一体、どーするつもりなんだろうか。恐ろしく不便&不親切な新穂高にすこし残念。無料の入浴施設が変わらず残っていた。 高山行きの濃飛バスに乗ったが出発するまでエンジンをかけない方針なのか、ほぼ満席の車内は蒸風呂状態。出発まで時間があったのでザックからペットボトルを取り出して自席に戻ったが、これはいただけない。今日みたいな日は冷房をかけるべきだと感じた。高山までは2100円也。今日は疲れたので、高山の民宿で一泊していこうかと考えたが、途中のバスから観光客で溢れる高山の街を見てすこしうんざりしてしまった。高山駅のJR東海ツアーズで聞いてみると宿も混んでるとのこと。幸い、30分後にワイドビュー飛騨の大阪までの直通便があることを教えてもらったので、自由席の切符を購入した。腹が減ったが遠くまではいけない。駅前に高山ラーメンの看板を掲げたお店があったので、入店して食べてみたが、「・・・」。笠ヶ岳のばんりゅうラーメンに負けてるお味でがっかり。駅弁で仕切りなおしするかーと思ったがお目当てのほうば味噌焼肉弁当は売り切れ。ありゃー、まあ、雰囲気だけでもと、駅弁を買って食べた。
帰宅してから、グレープフルーツジュースをがぶ飲みした。冷房をかけた部屋の中でゴミを取り出し、洗濯物を分けてから眠りについた。5年ぶりのテント連泊山行だったが、とりあえず無事に行程をこなすことが出来たことで充実感は一杯であったが、いいかげん20年前の感覚とは違うことを改めて体で知り、装備も含めて大きな転換期に来ているのだと感じた山行でもあった。 |
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