六甲風吹岩ハイキング
2006.09.17
ちょっとしんどかった風吹岩への道のり

 9月17日
台風で3連休は自宅で沈殿決定!映画三昧だと決めてtutayaに行くとどうやら同じ事考えてる連中ばかりで借りたいなとおもう作品はほとんど無し。とほほ、こりゃこまったな。で、借りたのが「特命係長只野仁」(笑)いや、こういうの好きなんだよなあ。三連休に見る奴はさすがにいなかったようで、全部借りてる。どうせ天気悪いから金曜日の晩は夜更かしだ!とばかり2時くらいまで映画見て床につく。

翌朝。目覚めてみるとなんだか外から太陽の光が。ありゃ。そんなばかなっ!がばっ!と起きて外を見るとなんと真っ青な青空。嫁さんから自転車に乗ってパンを買ってきてくれ〜との特命(?)を受けてママチャリでビゴまで行くと途中の踏み切りから見る六甲山のスカイラインの美しいこと美しいこと。決めた。体をうごかそうかなと思って当初頭に浮かんだ水泳は中止。娘と山だ。

帰宅後、ばたばたと準備をして出発。今回はちょっとズルをして嫁さんに芦屋の高座の滝入り口まで車で送ってもらう。10時45分に高座の滝到着。昨晩のツタヤじゃないけど明らかに外の天気を見ていそいそとでかけてきた登山客で茶店はいっぱい。

このコースは初心者向けとはいえ、4歳になったばかりの娘にはちょっと危険なコース。しっかり3点支持を教えながら、岩を掴むことを教えて後ろから見守りながら登ることにした。幸い後ろから舌打ちするような大人もいなくて「ほっ」。すこし平なところで休憩を取る。今日のおやつはアンパンマンの青のりせんべい。どうみても普通の青のりせんべいでアンパンマンとの関連性は無い(笑)


2時半ごろに風吹岩に到着した。あいかわらず、ここからの眺めはいいが、本当に眺めを独り占めできるのはその眼下にあるロックガーデンの岩山からだ。もうすこし大きくなったら連れていってあげたいな。
 

下山ルートは金鳥山経由の保久良神社にした。最初の下りは急だけどあとは比較的しっかり整備されているコース。山の神様は女の子だよと話しをしたり、今日風が強いのは台風の影響だよ、とあれこれ話ししながら下山する。
 

山道をすこし外れたところにある展望台からは神戸の町がよく見える。下を向いて歩いてきると気づかない秘密の場所なのだ。娘も展望を楽しんでいるようだ。手ぬぐいを頭に巻きつけた格好はなかなかどうして一丁前の登山者だ。

さすがに下山ともなるとだんだんしんどくなるのが常。我々大人でも風呂に入るとか、酒を飲むとか下山後の楽しみがあれこれと浮かび、それが下山パワーとよばれる最後のがんばりを引き出すのと同じで、娘にもなにかワクワクさせるネタを与えねばと思い、最終兵器「下山したらドーナツ食べに行こうか」を切り出す。この効果は絶大!

店に入り、奥のテーブルに座って僕はコーヒーと海老グラタンパイを、娘はオレンジジュースとココナツチョコレートとダブルチョコレートを注文。よい子のみなさんはきちんと歯磨きしましょうね。(^^)





帰宅してからもママにドーナツを食べたことばかり報告する娘。こりゃどうもドーナツの効果は絶大だが、肝心の山が抜け落ちて登山=ドーナツとなりそうな予感が・・・。

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