六甲山 高座谷から荒地山 2004.09.12

天気は薄曇でしたが、稜線の風は涼しくリフレッシュすることが出来ました。しかし体重はまったく減っていなかった(涙)


【日時】平成16年9月12日(日)薄曇
【メンバー】腹ペコ山男ギーハラ、まー君 合計3名
行程
朝飯
昼飯 晩飯
阪急芦屋川-高座の滝-キャッスルウォール分岐-奥高座の滝-黒岩-荒地山-新七衛門の倉-高座谷-高座の滝-阪急芦屋川
自宅にて
コンビニ弁当
お茶500ml
ミニドーナツ2個
自宅にて

食べたもの
内容
コメント
雨が降るか降らないか微妙なところだったので今回も何も用意できなかった。阪急芦屋川のコンビニで購入。どーも日帰り登山は気合が入りません。 今回は2回目のコースのため、前回のようにどきどき感も少なく、消耗もすくなかった。おにぎりで十分であった。コンビニでミニドーナツを購入したが2個しかたべなかった。

いつもは500ml1本で十分だが今回は暑さのせいもあり、もう一本ほしかった。

【山行日記】

9月11日

先週ひさしぶりに後輩のまー君と堂島の焼肉屋に飲みに行った。その席で「じゃあ、今度山に行こう」ということになり、まー君は社交辞令のつもりだったかもしれないが、私はすっかり本気にしてあたまの片隅にインプットしてた。

そして土曜日。明日は天気がもちそうだということが分かったので、まー君に電話してみる。個人携帯を鳴らしてもつながらない。仕方ないので自宅に電話すると奥様が出た。どうやら仕事にでかけているらしい。あらら休日出勤や。会社の番号を教えてもらって、電話すると「12日はOK」との返事が戻ってきた。まー君にはもうひとりの胸毛コヤマに電話してもらうように頼み、私は近所に住むギーハラに電話をする。彼はどうやら先約があるようで、明日は無理とのことだった。ふむ、残念。

9月12日

朝方に雨が降ったようだが、天気はもちそうだ。デイパックに衣類を詰めていると電話が。ギーハラからだ。「やっぱ行きます」との返事。近くのラーメン屋で待ち合わせ阪急の駅まで歩く。聞くと本当は奥様と一緒にでかける予定だったらしいが、「とっても山に行きたそうな感じ」だったらしく、奥様に「いやいや来るならこなくてイイ、山行ってきぃ」と背中を押され?追い出されるように出てきたらしい。(大丈夫かなあ→どうも大丈夫じゃなかったらしい)阪急芦屋川のコンビニで弁当を購入したあと、花時計の前でひさびさにストレッチをする。待つこと数分、長尾からまー君が登場。あら、立派なお腹(^^)ついに90キロを突破したとのことだった。

さあ、登山の始まり!10時に駅前を出て豪邸を見ながら歩くこと約30分、高座の滝に到着。ここで一服したあと、高座谷を目指す。堰堤にはイノシシの親子がいた。どーもこんにちは(^^)ここから川沿いを歩き、地蔵のある滝を越えると第二の堰堤に出る。ここにはもっとでっかいイノシシがいる。登山者のまくパンの耳をたべていた。はてこれはよいのだろうか・・・。

ここからは地図を見てもはっきりとした道はないが、まずは川の左に渡って歩く。堰堤をひとつ乗り越したあとにふたたび、右側に戻る。どうやら、最初から川の右側を歩いていても同じ道にきたようだ。ここからゆるやかに上り、やがて風吹岩との分岐に出る(標識は無いので地図とにらめっこしよう)ので、右側の堰堤のある川原に下りて岩がごろごろした道を川沿いに歩く。すこし進んで右側をみるとキャッスルウォールの基部が見える。奥高座の滝はここからさらに川沿いに歩く。すこし藪が濃くなった場所を抜けると突然水の流れる音と滝壷の底のような風景が飛び出す。そこが奥高座の滝だ。周囲を岩壁に囲まれており、かなりいい感じ。前回来たときは無かったロープが設置されていた。今回も滝の横の壁を登るが、ロープがあってもやはり緊張。すこしでも自信が無ければ迷わず引き返そう。キャッスルウォールの基部からの巻き道がある。

高座の滝で記念撮影 いのしし親子の登場 高座の滝に着きました。こちら側の壁を登るとC-4の看板のある道に突き当たる
高座滝の下部。この上に滝があるがすこし奥にあるため、写真では分かりにくい。 滝の右側にある岩。一見登りやすそうだが初心者がいると意外と手ごわいかな ギーハラが先頭で登っていきます。

高座の滝の右横の壁を登ったあとは川沿いにさらに進む。道は川からすこし上に上がるが、途中で川に降りて、奥高座の滝の上部までいく。ここからみる芦屋の町と六甲の谷の深さは絶景だ。あまり人気のないスポットなので静かな山旅をしたい人にはお勧めしたい。

奥高座の滝を過ぎると道は平らになり、大きな松ノ木の大木(黒岩)のあたりから荒地山まではきつい勾配が続く。黒岩の景色を見てもらいたくてこの尾根を選んだのだが、残念ながら、先行者がすでにおり、我が物顔で岩の上で寝ていた。うーん、もうすこし場所をあけてくれてもいいのにな、とすこし思ったが、その様子はみられなかったので、私達は黒岩の下を巻いて、黒岩より谷に近い、岩のテーブルの上でまったりとしていた。景色はここのほうがいいが、やはり松ノ木がパラソルの役目を果たしている黒岩がいちばんいいスポットだ。しばしまったりしたあと、頂上を目指す。あとはもうふとふん張りだ。樹林の中をひたすら登る。うおおおお!頂上は残念ながら展望はないが、汗をかきまくったタオルの大変よい香りをかぎながら、しばしの充実感を得ることが出来た。ギーハラ君がビールを持参しており、みんなで回し飲みをさせてもらった。ごっちゃん♪

自社商品を持ってにっこり(^^) アミノ酸でパワーアップ? あ、ちょっと食べかけ(笑)

食事をとりながら仕事のこと、家庭のこと、いろいろ話をしているうちにすっかりと汗もひき、心地よい風についつい長居したくなってしまうが、そろそろ行こうかと腰をあげて出発する。帰りは稜線上を歩いて芦屋に戻ることにする。この帰りのコースは岩がごつごつして
岩好きにはたまらないコース。思いっきり楽しみましょう。樹林帯にはいり、振り返ると荒地山が大きくそびえている。ここから高座の滝まではずっと樹林帯であるが、城山への分岐でふたたび高座の谷に下りる。風が本当に気持ちよい。それにしても今日は大変のどが渇く。ばててるのかなあ。汗をたくさんかいたので塩分も流出しているようなかんじだ。芦屋の駅についたら、ドリンクをかぶのみしよう!と約束し、下山する。



高度感のある荒地山の下り道と深い谷 まるで切り出したような石の上で記念撮影。登山道からは少し離れているので探してみてね黒岩も見えるよ 台風18号で折れたと思われる木。登山道をふさいでいた
新七衛門の倉は下から見るとこんなかんじ。ダイエットしましょうね。(笑 芦屋の町を望む。六甲も奥深いのだ

阪急芦屋川に着いてほっと一息。コンビニでドリンクとゼリーを購入して花時計の前に腰掛けて、一気に飲んでゼリーもそのまま口に流し込んだ(笑)あー、うまかった!阪急芦屋川から国道二号線に歩いて阪神バスに乗り帰路についた。汗臭い体でバスの乗客はちと閉口気味だったかも。ごめんなさい。

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今回の山行で思ったこと>

・お茶500ml 1本では足りなかった。バテ気味だったのかなあ。(T_T)
・レーションはミニドーナツとチョコチップのミニを買ったが、食べたのはミニドーナツ2個だけだった。
・飴を忘れたので清涼感がなかった。
・凍らせたゼリー状のサプリメントはおいしかった。意外と使えるのかな。10秒チャージに以前失敗して以来この手のものは 
 あまり信じていないのだが・・・
・コンビニの弁当はやっぱり油もの系が多い。今回は行程が短かったのでおにぎりだけでもOKだった。
・でもやっぱり手で握ってもらったおにぎりがサイコー。



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