敦賀 野坂岳 2002/10/14 |
【日時】平成14年10月14日(月) |
【メンバー】腹ペコ山男単独 |
行程 |
朝飯 |
昼飯 | 晩飯 |
駐車場-栃ノ木地蔵-行者岩-一の岳-野坂岳-一の岳-行者岩-駐車場 | おにぎり2個 |
ポッキー5本 お茶 |
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【山行日記】 10月13日(日) 夜10時ごろに神戸を出発する。新しい車になってから初めての夜間ドライブである。連休中であるが、特に渋滞もなく順調に進む。多賀SAでしばし休息したあと、北陸道へ。あいかわらず空いている。1時過ぎに刀根PAで車を止めてシートを倒しシュラフを被って寝た。 10月14日(月) 朝携帯の目覚ましで目を覚ます。午前4時。普段なら絶対起きない時間だ。顔を洗い、いざ敦賀に向けて出発。20分ほどでICに着き、地道を走る。しかしまだ外は暗い。目的は野坂自然の森なのだが、まず一回目は病院の近くから民家に迷い込む。勘で違うと思い脱出。今度は通過して海のほうまで行ってしまう。うーん、わかりにくい。超不親切だ。で最後は暗くて道が分からず神社のほうに車を入れてしまい必死でバック。やれやれ。誰もいない一番上の駐車場についたのが5時過ぎ。まだ周りは暗い。トイレだけ異常に明るい。 5:30になったのでそろそろ車外にでて準備するかと思ったら、どどどー!と雨が降ってきた。あれーそんなはずでは〜(涙)ぜんぜん止まない。しかも車内に置いておいたはずの傘もない。外にもでれずしばし車内で天気を恨む。次第に外も明るくなってきた。車内でおにぎりを二個食べて準備をする。 6:20分に出発。誰もいない。車も私のが1台あるのみ。野坂岳の登山口には杖がおいてある。しばらくは車の乗り入れできる林道になっているが、かなりの勾配である。ゆっくり歩く。
前回の氷ノ山に続き、また雨山行である。雨具の上のみをかぶり、ぼうしを深く被って黙々と進む。雨はすこし小降りになってきた。目指す山頂は当然のことながら見えない。睡眠時間はよく眠れたとはいえ実質3時間程度。最初ののぼりだしは結構堪える。 6時45分頃に最初のポイントの栃の木地蔵に到着。お地蔵さんが迎えてくれる。コップがおいてあったのでここで水を飲みすこし休憩する。
敦賀の町がここからすこし見える。雨は上がりそうだ。登山者は私以外誰もいない。やはり雨だから誰もこないのだろうか?7時10分頃に行者岩の分岐に着いた。はてこれはどっちにいくのだろう?手持ちのWebの資料には何も書いていない。とりあえず行者岩の上に上ってみることにする。ロープが着いているが足元がどろどろである。上に登ってみたが、やはり何も見えず。道もないので、分岐まで引き返す。雨は止んできたが、お約束どおり、霧が出てきた。これも氷の山の時とおなじである。20分ほど歩くと、目の前の祠が見えてきた。これが一の岳である。
周りは霧で何も見えない。晴れていれば視界も開けてよいのだろうなあ〜。すこし進んだ先でお茶を飲み、ポッキーをかじる。こういうときテルモスを持って来ればなあ〜とちょっと後悔。雨降るなんて思っても無かったし。くそぉ〜。一の岳を過ぎても依然霧は晴れない。木のトンネルをくぐりながら20分ほどあるくと二の岳に到着する。大きな杉が迎えてくれる。
二の岳からはすこし勾配がきつくなるが、楽しい歩きだ。このあたりは自然林なのだろうか。道脇にはときどき大きな木がそのまま残っている。10分ほど登れば三の岳の看板に到着する。ここまでくれば頂上は近い。霧は次第に濃くなっているように感じる。しばらく登ると右手に茶色い小屋が見えてくる。避難小屋だ。先に頂上に足を進める。8:00ちょうどに頂上に立った。しかし予想どおり視界はゼロ。とほほ。小屋に戻ると小屋の外に赤いザックが置いてあるのに気が付いた。頂上でも誰にも会わなかったのに・・・。小屋の扉を恐る恐る開けてみたが、中には誰もいない。はて?幻覚と思い、もう一度小屋の外をみたが確かに赤いザックが雨ざらしになってある。???だ。
記録に書き込みをし、しばし避難小屋で休む。誰も来ない。さあ、今日は三十三間山にも登るつもりで神戸を出てきたのだ。いっきに下るぞ!と思ったが思った以上に足場が悪くあまりスピードが出ない。行者岩の分岐でおじいさんと外人と犬に出会った。これから登るところだという。下界を見るとどうも晴れているようだ。あれ〜。なんじゃそりゃあ〜。 次第に会う人も増えてくる。「早いねえ〜、ほかの山にも登れるんじゃない?」と聞かれたので「はい、もう一個登ります」と答え、足を早めた。駐車場に下りてみるとすでに車は満車状態であった。
車の中に荷物を詰め込む。ふと前を見ると敦賀の港が見える。奥には北海道の小樽までいく新日本海フェリーが見える。晴れているぞ。うーむ。 さあ、ここから地図を見て、本日のもう一座である三十三間山を目指すこととする。 |