西方ヶ岳、さざえヶ岳 2001/07/07

敦賀の名峰、西方ヶ岳とさざえヶ岳を日帰り縦走してきました。ついでに海へドボン!水着ギャルでウハウハ!


【日時】2001年7月7.8日
【メンバ】腹ペコ山男、ナウシカ、さんふらわあまりも
行程
朝ごはん
昼ごはん 夕ごはん
神戸-西宮IC-敦賀IC-国民宿舎つるが荘(1泊)
自宅
自宅
国民宿舎つるが荘にて
つるが荘-常宮神社-浦底(車移動)-常宮神社-オウム岩-西方ヶ岳-カモシカ岩-さざえヶ岳-浦底-水島-浦底-敦賀IC-神戸 おにぎり2個
生茶
プリングルス小缶
こんにゃくゼリー
源氏パイ
クリームビスケット
ヨーロッパ軒にて
カツ丼


【山行日記】
7月7日

最近の天気予報は一昔の天気予報と同じくらい当たらない。土日も雨と信じていた私は7月7日七夕の土曜日も朝11時まで寝ていた。カーテンの隙間から明るい光が差し込んでいる。飛び起きた!「晴れてるやん!」思わず叫ぶ。眠い目を擦って食卓に向かう。妻は洗濯を終えてすでに朝ご飯を作っていてくれた。私は机の上の携帯に手を伸ばす。案の定、着信履歴が。さんふらわあまりも氏からだ。さっそく電話する。「いや〜天気もいいし、山でもどうかと思って・・・」とまりも氏。寝ぼけた頭で私も答える。「じゃ、今から行こう。」

さてさて、今から行っても登ることは無理。今日はどこかの安宿に泊まり明日の朝登って帰ってくればよい。Webで国民宿舎を探して電話する。4人ほど空きがあるとのこと。さっそく予約。友人にもお誘いの電話をかけまくるがやはり今日の今日では無理(^^)。いつもの3名で出かけることに決定。16時頃我々は神戸を出発し、先に敦賀へ。高速道路はそれほど混んでいない。今日は宿に泊まるだけなんでのんびり行けばいいやとゆっくり行く。天王山で右ルートを走ってると目の前にゆっくり走るタンクローリーが。しまった、遅い車の後ろに着いちゃった・・・と思い車間距離をとって走っているとトンネルの手前でタンクローリーは次第に左のほうに寄っていくではないか。え、あれ、あれっという間にトンネル入り口の横に「ボーンというでかい音を立ててタンクローリーは衝突!慌てて私はハザードランプを点灯させ、右の追い越し車線に逃げる。衝突したタンクリーリーはハザードランプをたいて前方で停止したのでドライバーは大丈夫だったようだ。いや〜びっくりした〜。
見た目はぼろい「つるが荘」 ふむふむ、なかなかいいかな 魚が中心のお料理

敦賀ICで8号バイパスに乗る。左側の山手に「トンネル温泉」の看板が見える。目指す国民宿舎「つるが荘」はこの山の上だ。建物の概観は予想どおりボロい。(^^)受付で手続きを済ませる。当然前金制。部屋に入ると窓はよごれているが、畳も綺麗だし、うんうん、いいかんじ。ここのお風呂はJRのトンネル掘削で掘り当てた源泉から引いてる(温泉単純硫黄泉)お湯である。男子風呂はなんと駐車場から丸見え(^^)。週末なのに空いている。一風呂浴びたあと、食堂へ。味噌汁以外はすでにテーブルの上に置いてある。魚の煮付け、刺身、てんぷらと海鮮中心である。予想していたよりも豪華で満足いたしました。8時頃、まりも氏が到着し、部屋で飲んだあと、11時頃には明日に備えて就寝。
 
つるが荘の食堂 部屋ですこし飲みました

7月8日(日)

朝4時に起床する。まだ外は暗い。歯を磨き、準備をする。まだ表の玄関は空いていないので管理人室の横の非常口から外に出る。国民宿舎から出てしばらく走ったところにあるコンビニで朝飯を購入した後、海沿いの道を走る。常宮神社を通過し、浦底に向かう。今回は車2台で来ているので先に浦底に車を置きに行くのだ。会社の寮の横の細い道を車で上がっていく。轍に気をつけて先に進む。浦底の登山口は車は数台停めるくらいのスペースしかしないのでご注意を。ここで車を置いてふたたび、常宮神社に向かう。境内で準備をしたあと、出発。
境内の奥に進む 民家の間をすりぬけ登山口へ 遠くに見える稜線が今回の目的地!

民家で道を尋ねたあと、登山口へ向かう。はるかかなたに稜線が見える。さすがに海岸から登るだけに山はそびえたっている(^^)どへえ〜行けるんだろうから〜。(不安)畑のおばちゃんに挨拶をして登山口から山に入る。ただいま6:15分。花崗岩の山らしく、六甲山とよく似た道だ。いきなり急登が始まる。ゴムの砂流れ止めの板で仕切られた階段をひたすら登る。覚悟はしていたが、かなりの上りだ。汗が滝のように流れてくる。1時間ほど歩くと小さい谷に水が流れている。これを地図の銀命水と判断し、ここで水を汲んで進む。いいペースだなあと話をしてると目の前に「銀命水」の標識が(^^)あれえ間違えた。しかし肝心の銀命水は水がほとんどなく、とても水を汲めるような水量ではなかった。間違えてラッキー。このあと急登の先にあるオウム岩で展望を楽しんだ後、ブナの林の中をゆっくり歩く。風が吹いており大変涼しい。ゆるやかなのぼりを詰めるとそこは西方ヶ岳の頂上だ。8:10分登頂。
 
オウム岩 海岸線がここから見える 稜線はまだ先や〜
お茶飲んで休憩♪ ブナの林の中を進む 頂上で食事、梅がすっぱぃ〜
西方ヶ岳の標識 源氏パイを食べる 小さくてかわいい避難小屋

ガイドには西方ヶ岳からは展望が〜と書いてあったが何も見えず(^^)アレ〜。ガイドには西方ヶ岳からは展望が〜と書いてあったが何も見えず(^^)アレ〜。洒落でさざえのつぼでもあるかと思っていたがそれもなかった。ここでお菓子やおにぎりを食べたあと、さざえヶ岳を目指して出発。しばし下る。途中でカモシカ岩への分岐があるがせっかく来たので行くことにする。5分の上りで巨大なカモシカ岩に到着。よじ登るとこれから目指すさざえヶ岳や原発が見渡せる。朝よりもだいぶ霞みが取れてきたようだ。
 
いえ〜い♪ 西方浄土につきました すこし霞んでいますが原発が見えた!
カモシカ岩によじのぼる さざえヶ岳を望む どっこいしょっと!

カモシカ岩で展望を楽しんだ後再び縦走路に戻る。さざえヶ岳はすぐそこだ。小ピークを過ぎてひとのぼりするとさざえヶ岳に到着。ここからは水島が綺麗に見える。風は吹いているがやはり暑い。双眼鏡をもってきたので覗いてみると海水浴客がすでに来ているようだ。カモシカ岩の割れ目もはっきり見えた。ここでしばし休息したあと、いよいよ浦底へ。いくつかの小ピークを越える。ここからはひたすら下りだ。膝がしだいに痛くなるくらいの急な下りだ。長命水を過ぎてからもさらに下る。下る下る下る!送電線が頭上に見えてくるあたりで沢が流れていた。ココで休憩。
 
頂上からカモシカ岩、西方ヶ岳も見える 水をゴクゴク 青い水島が見える
さざえヶ岳の頂上♪ 沢で休息 もう一下りです
浦底の登山口に出てきました 車あった〜よかった♪

地図を見るとあと少しで登山口だ。汗がひいたところで再出発。お、車が見えた!登山口だ!さすがにここに来ると暑い。やぶ蚊の襲撃をさけながら荷物を詰め込む。暑いし、まだ昼前だったのでどこかの海水浴場へ行こうということになる。私としてはやはり稜線から見えた青い水島に行きたい。細い路地の浦底民宿街に車で下りて進むが、船の案内の看板はない。仕方なく人に聞くと「時間は決まっていないが待っていれば船が来るよ」と言われる。(^^)近くの民宿の有料駐車場(1000円)で車を停めて船を待つ。しばらくすると船が来た。私たちより先に桟橋で待っていた家族は「随分待たされた」とご不満そうだった。船に揺られて10分ほどすると水島が見えてきた。山の上から見るほど青くは見えないが水が透き通っていて綺麗だ。
 
船で水島に向かう 水島が見えた! さざえヶ岳が見える
綺麗な海だ〜 縦走してきた稜線が見えるぞ♪ ファミリーも来てます
山では見られない光景です ここはブラジルか???うひょー! さざえが沢山いました(^^)
敦賀よかとこです。 急須一杯のお茶が出てきます カツ丼セットでございます

松の木の下に陣取って着替えた後海に飛び込む。海は浅いが、水が綺麗だ。こんなことならシュノーケルとフィンをちゃんと持ってくればよかったと後悔する。さっきまで山から見ていた海に飛び込んで今度は海からさっき縦走してきた山を見上げるというのはなかなかオツなもんです。(^^)今日はどういうわけか、ブラジル人や白人などの外国人の方々がいっぱい。いつもこうなのだろうか?普段の山行では味わえない、ちょっと目の保養になるような海水浴を楽しんでしまいました。癖になりそうです。(爆)14時頃に帰りの船に乗って浦底に着き、民宿でシャワーを借りたあと(有料です)、敦賀市役所前の「ヨーロッパ軒」へ。ここでカツ丼を食べたあと、畳の部屋でまったりして帰途に着いた。

 



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