(ニセ)巻機山 2001/04/29

連休は普段めったに行けない上越・東北地方に遠征してきました。


【日時】2001年4月29日
【メンバ】腹ペコ山男、ナウシカ、ナウシカ母 
行程
朝ごはん
昼 ごはん 夕 ごはん
4月28日
杉津PA-上越JCT-六日町IC-巻機山駐車場(C1)
マス寿司
アメリカンドック
じゃがべー
おにぎり
豚しゃぶサラダ
        
ソーセージクリームシチュー
野菜サラダ
ごはん
お茶
4月29日
C1-表尾根-稜線-ニセ巻機
割引沢方面-C1
みそラーメン チョコパイ
抹茶羊羹
フレンドベーカリ
六日町旅館
半次郎にて


ソーセージアスパラシ チュー 作り方 評価
たまねぎ、アスパラ、セロリ、 ソーセージ1袋を用意し、適当に刻む。お湯を沸かし、沸騰したら野菜をぶちこむ。煮えてきたらクリームシチューのルーを溶きさらに煮込む。最後にアスパラ を入れて芯がなくなってきたら出来上がり。セロリの葉もいれちゃった。チーズを入れてもおいしいよ。 この季節の定番になってきたア スパラシチューでございます。巻機山の駐車場で作って食べたけど、少し寒くなってきたところにシチューっていうのはやっぱりうまいね。
マスタードサラダ 作り方 評価
刻んで洗う。並べる。食べる。(^^)
本当はマヨネーズで食べるはずだったのだが、見事に忘れたため、翌日のサンドイッチ用のマスタードをつけて食べる。
やっぱりマスタードだけだとちょっとさみしい。皆さん忘れ物には注意しましょう。 (^^)結局マヨネーズを忘れたために翌日のサンドイッチも延期となってしまった。
味噌ラーメン 作り方 評価
おいらの大好きなサッポロ一番味噌ラーメンです。朝は寒かったので少し汁は大目につく りました。赤いのは袋についてくる一味です。早めに行動したかったのでシンプルにしました。 ひさびさの朝ラーメンです。3人で二袋を食べたのですが、ちょうどよい量だった。

【山行日記】
漠然ではあるが今年のGWは八甲田山へ足を伸ばそうと考えていた。会社の帰りに道路地図を買い、天気予報を見ながら行程を検討してい たが、八甲田に行くとするとちょうど天気が悪くなるころに行動日程がぶつかる為、ボツ。やは り東北は遠い。(涙)代わって上越の山々に行くことにし、巻機山、神楽、谷川、尾瀬あたりを目標に資料を収集。

4月27日(金)
会社の仕事を終え、さて帰って準備しようかと思っていると職場にナウシカから電話が。な、なんと今回の山行にナウシカ母が飛び入り参加するというのだ!!ええー!聞いてないよー。 しかも義姉のいる山形まで行きたいとのこと。当初は確かに八甲田に行く計画をしていたが日程と天気の都合上没にして代わりに上越に行くことが母君には伝 わっていなかったようだ。どこか途中まででもよいということだったのでとりあえず母の到着を待つことに。午後10時過ぎに神戸に到着。荷物をあわただしく 詰め込み、11:30PM頃出発。まだまだ高速道路は空いている。しかし1時を過ぎるとだんだん眠くなってきたため、2時頃杉津PAで仮眠を取ることに。 狭い社内でシュラフに入り仮眠する。

4月28日(土)
杉津PAで起床。6:30頃出発する。北陸道は走りやすくてきもちがいい。まだ混雑はしていない。天気はよく頚城の白い山々がはっきりと見える。関越道に 入るとこのあたりの山は普段なじみのない山ばかりなのでどれが何山なのかまったく分からな い。車内で「あれはなんだ」、とわいわい騒ぐ。六日町ICで降りてジャスコで買い物をしたあと、清水に向かって車を走らせる。山は雪、ふもとは新緑、そして桜が満開。田舎町の美しい風景に出会いました。
 
巻機山の駐車場 冷蔵庫をつくりました 今日はここで晩飯です

細い道を対向車に注意しながら進むと終点が巻機山の駐車場。しばし付近の斜面でスキーの練習をした後、車の後ろでテントを張る。昨晩仮 眠しかしていないせいか夕食後、7時頃に全員就寝。夜は意外と暖かかった。

4月29日
朝4:30起床。寝すぎたのかよく分からないが体はすこし重たい。周りのテントもすでにゴソゴソしている。味噌ラーメンを食べ、テントを撤収後、6時過ぎ に駐車場を出発する。
 
木立の中をシールで登る 尾根の上にでました はるか遠くにも山が見える

木立の中を最初シール歩行するが、予想以上にブッシュが多いのでスキーをザックにくくりつけて歩く。尾根に上がる斜面はずいぶん急だ。 しかもブッシュがいっぱい。久々に顔を枝で殴られた。(^^)それにしてもナウシカが全然付 いてこない。振り返ると止って下向いている。どーもバテてるようだ。それに比べてナウシカ母 はさすが山岳部出身だけに強い。テレマークスキーを担いで平気な顔で登っている。尾根に上が る斜面はどんどん急になってくる。とても滑れる斜面ではない。今年は雪は少ないようだ。二人組みの先行者がいたので黙々とそのあとを付いていくが、どうも 間違っているような気がしたのでルートを取り直す。やはりこちらが正しいようだ。途中から尾根に乗りスキーを履いてシール歩行を開始する。このころから爆 音とともにお気楽スキーヤーたちを乗せたヘリコプターが頭上を行き来する。ヘリめがけて心の中で「侵略者 め!ミサイル発射ー!」と叫ぶ。昨晩聞いたのだがお値段は¥15,000なり。

ニセ巻機山が見える広い尾根に出てその上部でナウシカを待つ。足取りはずいぶん重そうだ。彼女がつくのを待って再び登り始めるが、また 遅れだす。仕方ないので彼女を休息させ私とナウシカ母でニセ巻機山を目指す。しかし山頂が近づくにつれそこにはおそるべき光景が!ここは危険な山であると の認識ゼロ%のヘリスキーゲレンデボーダー達がいっぱいなのだ。しかもジャンプ台作ってはね ている。骨折したらヘリ呼ぶんだろうか?ちょっと複雑な気分になりつつもニセ巻機山で記念撮影。巻機山には時間切れで行けず。(涙)
 
ニセ巻機山へ ニセ巻機山で記念撮影(^^) こっちが本物
さあこの尾根を滑降! 大斜面を大滑降〜! ふもとは桜が満開

しばしニセ巻機山で休息した後、ワックスを塗り滑降開始。井戸の壁は急斜面で慎重に滑る。ところどころにスキー服の兄ちゃんが立ってい る。なにをしてるのかな?と思って話掛けるとなんとヘリスキーヤーたちのためのコースガイドと のこと。この斜面に行ってはいけませんとご丁寧にアドバイスもしてくれるのだ。うーむ。あまり感心はしないが、これくらいしないと彼らの命は保証できない んだろーなと思いつつちゃっかりアドバイスに耳を傾けたのであった。(ニヤリ)
快適な斜面を滑降後、いやな尾根のブッシュの前にさしかかると雪面に青いスプレーで矢印がかかれている。山スキーのルート図集でもこちらには滑降ルートは ないと思っていたが、ちゃっかり恩恵にあづかり(^^)沢沿いに下る。途中ブッシュがでてきたのでスキー滑降を諦めザックにつけて下る。最後は田んぼを横 切って登山口に到着。遅れているナウシカと携帯電話で連絡を取り、20分後に合流。

駐車場で着替えをしたあと、車内で今日の寝るところをあれやこれやと検討する。すると六日町にも温泉があることが分かったのでJR六日町駅の観光協会に乗り込み、温泉付きの民宿を紹介、予約してもらう。3時過ぎていたのに観光協 会の力は偉大です。4時頃民宿に到着。窓からは今日登ってきた巻機山と有名な八海山が見える。早速温泉に入り楽しい夕食に舌鼓を打つ。これだから山はやめ られません。僕のようなインチキ登山者にはこういう山行がぴったり!
 
宿から見える巻機山 八海山が遠くに。 民宿半次郎 コタツ有り!
むほほ!豪華! うわさの八海山です 朝飯ももりもり食べました

疲れていたためか、みんな酔いがまわりすぐに寝てしまう。夜から小雨がふってきたようで翌日も予想どおり雨だ。天気が曇りならば神楽峰 で山スキーする予定であったが断念し、磐梯を越えて義姉がいる山形に足を伸ばすこととし、越後の山々を後にした。

#翌日八海山と魚沼産の米を酒屋で買いました。(^^)
 



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