御岳山行 2001/1/5

山の雑誌を見てるとついつい雪山にでかけたくなってしまいます。んなわけで厳冬期の御岳に突撃!



【日時】2001年1月4日(木)-6日(土)
【メンバ】腹ペコ山男 + N村氏
 
行程
朝ごはん
昼ごはん 夕ごはん
御岳スキー場 -御岳神社付近(C1) チョコドーナツ
コンデンスミルク
カツカレー
(スキー場食堂)
コンビーフシチュー
フランスパン1本
C1-大黒天-C1-御岳スキー場 ペンネ
フランスパン
紅茶
ビスケット2枚 そば処一竹
天ざるそば
(おいしかったっす)

【作ったもの】 
 
コンビーフクリームシチュー 内容 評価
お湯をわかし、乾燥えのきを入れる。
煮立ったらコンビーフを少しずつ入れてかき混ぜる。同時にクリームシチューの素を入れる。

最後にチーズを入れる
再び煮立ってきたら出来上がり。

コンビーフをクリームシチューに入れるとおいしいと聞き、さっそく試して見た。しかし欲張って輸入物のコンビーフの巨大な缶詰を丸ごと入れたため味も色も見事にコンビーフに!
心配されたお味のほうだがほんのりクリームの味がしておいしかった。
ペンネとフランスパン 内容 評価
イタリア食材のペンネ一袋を利用し、2人で分けて食べた。

フランスパンと一緒に食べるとこの量でもOK。

暗いテントの中で撮影したのでなんだかまずそうに写ってしまったけど、おいしいよ。いまやどこのスーパーでも売ってるこの手の商品は商品の宣伝文句どおりアウトドアで有効です。(受験生の夜食とも書いてありましたが)

 

【山行日記】
1/4(木)
大阪から急行ちくま号に乗る。夏に乗って以来だが、やはり信濃と同じ車両を使ったちくまは「ちくま」にあらず。名物直角シートにせまく汚い車両。青い牽引車両が懐かしい。
岐阜で電車を降り、N村氏の車で中央道を走る。雪はあいかわらず降り続いている。コンビニで急速後おんたけスキー場へ。一番上の駐車場で駐車し、車の中で寝るが寒い!足の先まで冷え内臓が冷える感じがする。うーん、贅沢病でどうもからだがすっかりなまっているようだ。

1/5(金)
朝からけっこう風が吹いている。視界はそれほど良くない。今日は明日の天候回復を期待し、今年はじめてのスキー練習をする。N村氏の下調べのおかげで割引券をGETしてあったので最初から得した気分だ。
さあ、気合を入れて滑降するが、1回滑っただけでぜーぜーはーはー。こりゃーアカン。しっかり練習をし、14時頃練習を切り上げてシールをつけて御岳神社のほうへまず滑り込む。神社の前はスキーヤーが入り込まないようにネットが張ってある。ネットを越えて鳥居をくぐる。誰かが通った形跡は見当たらない。ラッセルをしながら進む。視界は20mくらい。適当な場所を見つけスキーで踏むが笹のうえに積もった柔らかい雪のためスボスボ沈む。スキーを外し、ふうふう言いながら設営作業をする。日も暮れて急に寒くなってきた。

1月6日(土)
寒さで何度か目が覚める。雪も絶え間なく降っており、ときおりテントが激しく揺れるのが分かる。5時頃一旦起きる。テントの外を覗くが、あいかわらずの降雪と時折襲ってくる激しい風、そして視界不良が続く。8時くらいになっても状況に変化はない。予想では今日の朝から天候は回復すると読んでいたのだが、どうもだめのようだ。いさぎよく諦めることにし、ゆっくり朝ご飯を作る。一応アタック用の紅茶を作る。10時になってもやはり天候は回復しない。ただせっかく来たのになにもしないのでは腹が立つということでいけるとこまで行こうかということでアタック装備でシール歩行をする。トレースもなくしっかりラッセルをさせられる。ときおり激しい風が軽い雪を巻き上げ自分たちを白い煙の中に包み込む。
 
朝ご飯はどう作るんだっけ? すっかり積もった雪 テントも埋まってしまった
すごい風だ- 咆哮する御岳 うっすら姿が!

御岳大黒天の銅像を見上げるころには12時近くなっていた。さあここから先に進んでもどう考えても頂上にはいけないし戻るかと参道を下っていると次第に風も少なくなり振り返ればだんだん御岳の姿が見えてくるではないか!アイヤー!それはないでしょ?。天候回復は半日遅れたのだ。御岳様の姿をしっかり目に焼き付けてテントに戻ることにする。
時折突風が襲ってくるものの天気は快晴!雪に埋まったテントを掘り出し少し休憩後にテント撤収。シール歩行にて再びスキー場に戻る。このころには周回コースも開放されてスキーヤーの横を黙々とシール歩行をする。
 
トレースをつけながら進む 舞い上がる雪煙 だんだん天候回復・・・
お、御岳だー! 残念だけど撤退だ こけて雪に埋まるN村隊員

スキー場上部でいよいよシールを外し全装備を背負ったまま滑降する。他のスキーヤーやボーダー(こいつら全て新雪削るだよな?、ま、彼らから見えればスキーヤーはすぐコブ斜面を作るから腹立つんだろうけど…)に衝突しないように慎重にかつ楽しく滑降する。おんたけスキー場はどちからというとなだらかなスキー場である。そんなわけでだんだん疲れてくる。最後の力を振り絞ってゴンドラリフト前に滑り込む。しばらくザックに腰掛けて放心状態の2人でした。

車に戻ってから駐車場の横にある温泉「ざぶん」に行く。(500円)スキー場併設のわりに中は立派で窓は前面ガラス張り。外は快晴で中央アルプスの山々がしっかり見える。ガラスのほうに近づいたら下の駐車場が丸見え。(ってことはその逆も…)風呂に入った後は飯ということで帰り途中で見つけた一竹という店に入る。この店の引き戸はカギがかかっているのかと思うくらい重い。ここで天ざるそばを食べる。そばとてんぷらはおいしかった。(ダシは市販品の匂いが…)
その後、車は中央道を走り、私はJR一宮駅で下ろしてもらって名古屋へ一旦戻りそこから新幹線で大阪に戻った。
 

今回利用したWebページ

急行ちくま号:http://www.din.or.jp/~a-aoki/night_train/chikuma.html

おんたけスキー場:http://www.ontake.co.jp/
 



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