四国三嶺 2000/10/21-22 

なべちゃんが高知へ転勤したので第三回目の同期会は高知で開催しました!



【日時】2000年10月21日〜22日

メンバー:腹ペコ山男、さんふらわあまりも、グレートY(幹事)、なべちゃん
 

行程
朝ごはん
昼ごはん 夕ごはん
自宅-淡路島経由-剣山駐車
場(駐車場車中泊)
- - -
剣山駐車場-三嶺駐車場-三
嶺避難小屋-三嶺駐車場-かず
ら橋-大歩危-高知(泊)
かつおおにぎり2個 ハイチュウ1個
ハムサンド2個
塩ラーメン
かつおタタキ
かつお刺身
さばタタキ・さば刺身
酒盗・はらんぼ
チャンバラ貝など
高知朝市見物-高知城-さぬき
うどんめぐり-淡路島-神戸
マクドで済ます さぬきうどん2個 かつお生節のサラダ
ごはん

作ったもの

三嶺ラーメン 作り方 評価
【用意するもの】
水、塩ラーメン3人分

今回は私はなにもしないつもりであったが幹事のグレートYがラーメンを用意して作ってくれた。いや〜人が作ってくれるものっておいしいですね。

で、三嶺で作成したから三嶺ラーメンということで…(^^)勝手に命名

仕事の忙しさを理由に幹事のグレートYにすべて頼ってしまいました。ラーメンと分かっていたらなにか具をもってきたのに。

でも具が何もなくたっておいしいかったよ。

<おまけ>さぬきうどんその1 おがた屋 評価
高知勤務のなべちゃんお勧めのお店。駐車場は広い。店に入ってうどんをオーダーすると半分に切った大根が出てくる。ここは自分で摩り下ろすのだ。うどんが出てくるまでの運動と思おう。うどんはうどん単体ででてくるので大根おろしとゴマをかけ、醤油をかけてまぜあわせる。

腰のある太い麺であるがのどごしすっきり。大変おいしかった。おでんも何本か食べた。

<おまけ>さぬきうどんその2 うどんの山下 評価
「おがた屋」を目指して爆走していたところ混雑している店を発見。2件の目の店として入る。ぶっかけうどん小が250円、大が300円と破格の安さ。ここのは天かすとネギがのっている。

安いけど美味しい。はふはふいいながら一気に食べた。ちなみにここにもおでんがあった。おでんとうどんはセットなのだろうか?

 

【山行日記】
10月20日
今日はまたまた名古屋へ出張。さっそく注文をもらっていい気分。昼はお約束のあんかけスパを食べる。手羽先でも食べてゆっくりしたいところだが、今日は夜に四国に出発するので早々に新幹線に乗って大阪に戻る。自宅に戻り大急ぎで準備をしていると10時頃まりも氏が迎えに来てくれた。ここから須磨のグレートYのところまで行き、彼の車で四国へ出発!明石大橋を渡り淡路島経由で徳島へ。暗い夜道を爆走し、剣山のロープウェイ駐車場に到着したときは夜中の3時頃であった。車内でシュラフを出して寝る。

10月21日
車内で朝飯(おにぎり)を食べて三嶺林道へ向かう。山はうっすらと紅葉している。三嶺に向かう道路からは剣山系の奥深い山々が見渡せる。三嶺林道は舗装のしていない砂利道だ。車が上下に激しく揺れる。やっとの思いで林道終点につくと車が5台ほどすでに駐車していた。
寒かった剣山の駐車場 かつお飯!のお握り でこぼこ三嶺林道を走る

ここで現在高知で働いているなべちゃんと合流。早速準備して出発!大木の横を通り抜けると、いきなり急登が始まる。ぺちゃくちゃしゃべりながらぐんぐんと高度を稼ぐ。適度に休息をいれながら秋色に染まった山と四国の山の奥深さを楽しむ。2週間前に北アルプスの荒荒しい岩壁を目にしている僕にとっては低山は新鮮で、なんだかとても心地がよい。途中で巨大ミミズ発見。なんでも四国にしかいない「冠太郎(かんたろう?)」とかいうミミズらしい。
 
登山口にある大木 休憩〜 剣山方面を振り返る
いざ、ピークへ 笹の斜面を歩く 高度をかせぐ

平坦な尾根の上に出てからしばらく歩くと上部に笹の斜面が見えてくる。登っていくとなさがら笹の絨毯のような斜面である。右側には岩がおおいかぶさる形で迫り低山ながら高度感あふれる気持ちよさである。稜線に向けて一登りするとひょいと三嶺の池に出る。あれ?まだ1時間15分しか経っていないけど…。知らず知らずのうちにいいペースで歩いていたようだ。風がけっこう強いので避難小屋を覗くが現在改装中で中に入れず。とりあえず三嶺の頂上を目指して進む。
 
稜線が近づいてきた 三嶺避難小屋と小さな池 三嶺山頂を目指す

頂上には金属の立派な看板が立っていた。すこし霞がかかっている感じで遠方はくっきり見えないが、幾重にも重なる尾根を見ていると改めてここが昔「秘境」と呼ばれたこともうなづける。
 
四国の山は奥深い 山頂には立派な看板が。 山を感じる
剣山方面を望む 天狗塚への縦走路 白髪山への尾根

頂上小屋の周りで昼ご飯を食べようかと検討したが、小屋の中に入れないこと、風が強いこと、まだ空腹でないこともあり、下った尾根で食べようということになった。小屋の裏の稜線に出ると首輪をつけた白い犬がついてきた。ありゃ誰か連れてきたな。しかし周りを見ても飼主が見当たらない。どうやら野良犬君らしい。たぶん登山者の食料がお目当てなのだろう。どこで暮らしているのだろう?

我々が下りはじめると天気は次第に良くなり、雲も薄くなって快晴となった。飛行機雲がひいては流れ青いキャンバスにとても映える。歩いているうちに空腹になってきたこともあり、尾根の平なところを探してお昼ごはんの時間に。今回私は何ももってこなかったのに幹事のグレートYがラーメンをわざわざ持ってきてくれたのだ。素晴らしい!僕はまさかラーメンを持ってきているとは知らなかったので持ってきたハムサンドを食べラーメンが出来るのを待つ。みんなで食べた塩ラーメンは具こそ何もないけどおいしいラーメンだった。
 
秋の空と雲 飛行機雲と輝く太陽 お昼の時間です
グレートYが今回は作ってくれました

ラーメンを食べ終えたあと、急な下りをゆっくり下る。下からはどんどん人が登ってくる。あの細い林道を皆通ってきたのだろうか?車はどこに停めたのだろう?と思いながら登山口に到着すると林道の両側には車は延々と連なっていた。恐るべし登山ブーム。

さて、行動を終え、あとはなべちゃんの住む高知になだれ込むだけなのだが、せっかく来たのだからということで「かずら橋」を見に行くことにした。平家の落人達が非常時にいつでも切って落とせるようにと作った吊り橋だとか。がっかり名所のような気もしたが谷に降りていくとなにやら女性の叫び声や親父の写真撮ってくれコールが聞こえてくる。料金は500円の一方通行。渡ってみると意外とこれが怖くて腰がひけてしまう。足を踏み外しそうになり焦る。良く見ると橋の底には鋼鉄製のワイヤーが3本通っていた。(そりゃ切れてら一大事だもんなー)しばし川原で吊り橋を眺めたあと、大歩危へ。駐車場から下に下りてカヌーを楽しむ人達を見ながらなべちゃんのカヌー談義に花が咲いた。さあ、あとは高知で戻りカツオが待っている。
 
かずら橋へ こんな「つる」で出来ている 悲鳴と歓声が谷に響く
大歩危 大歩危の観光船

四国の県境にはすべてでかい山がある。ようは山を境目にしてうまく分かれているのだ。高知市内に入って振りかえるとそれが良くわかる。高知はやはり大阪よりは暑い。さっそく銭湯に行き汗を流す。その後、夕暮れの桂浜へ向かい坂本竜馬大先生の銅像を見る。で、でかい。写真でみるのと大違いだ。最近、マンガ喫茶で「おーい、竜馬」を久々に読み終えた後だっただけに(サボっているのがばれてしまいますね・・・)僕はなんだかうれしかった。高知市内に戻っても吉田東洋の碑があったりして幕末歴史散歩をするのもいい。
 
夕暮れの桂浜 坂本竜馬像はでかかった 英屋で高知を満喫!

今夜の晩は英屋(ひでや)という飲み屋に行く。カツオの刺身やさばの刺身をはじめ定番のタタキなど高知の珍しい食べ物を沢山食べさせてもらう。カウンターでお店の大将に「これは何?」「何がおいしいの」といろいろ聞きながら注文するのは楽しい。大将も気軽に答えてくれるのがいい。僕はもっぱら食い専門なのでばくばく食べる。最後はカツオのお茶漬けで締める。結局肝心の料理を撮影することをすっかり忘れていた!すっかり腹一杯になってなべちゃんの家に着くとみんなさっそく横になる。何時の間にか寝てしまう。にんにくを沢山食べたので臭い屁が噴射される。さんふらわあまりも氏はあまりの臭さに耐えかねて窓を全開にして寝る。

10月22日
さながら学生時代に戻ったかのような目覚めである。皆シュラフに入ってざこ寝をしているのだ。(^^) 9時頃にようやく皆起き始める。今日も快晴だ。歩いて高知の中心部に出ると路上の片側で朝市がやっている。ずいぶん活気があふれているなあ。ごった返す朝市を通り抜け、朝マックをし、その後ガックリ名所の名高い「はりまや橋」を見に行く。「なんだこりゃ」というのが正直な感想。やはりあれは見に行っては行きません。その後、高知城を周り名物アイスクリンを食べる。
 
高知のにぎやかな朝市 名物アイスクリン 高知城の天守閣は小ぶり
これがガックリ名所「はりまや橋」だ 再掲!おがたやのうどん 再掲!山下のうどん

高知見物を一通りしたあとなべちゃんと別れ、いざ香川へさぬきうどん屋を目指す。香川に入ると俄然うどん屋が多くなってくる。ラーメン屋はやはり少ないようだ。混んでいるうどん屋をチェックしながら目的の「おがた屋」へ。腰のある喉ごしすっきりのうどんを食べ、その後、混雑していた「うどんの山下」へ行きハシゴする。うーん、大満足。もうあとは寝るだけ。グレートYに運転を任せ明石大橋経由で18時頃須磨に到着。ここで車を乗り換え19時過ぎに神戸に到着した。お土産のかつおの生節(なまぶし)を夕食に食べ四国を満喫した。
 



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