クラシックギター初心者の悩み正しい姿勢 
最初に正しい姿勢をマスターしましょう。

1.足を組む?それとも足台を使う?

クラシックギターとは何かすら知らずに始めたクラシックギター(汗) 今考えるとナメ過ぎですね。

最初のレッスンの日は借り物のフォークギターを持って参上。という具合にまったく1年前までは予備知識が無かったのです。当然のことながら、クラシックギターの正しい姿勢なんて分かるわけがありません。

レッスンで最初に使用した本はギタルラ社の「ギターの世界」という本。ちょっと味気ない本だが、この最初のところに、これまた味気ない絵で姿勢の絵がありました。これは足台を使うことを前提にした絵です。

しかし、肝心の先生はというと、なんと足台を使っていない。ありゃなんでだろーとその時はあまり深く考えなかった。クラシックの基本姿勢はこの絵の通りだが、『基本が出来ていれば』足台を使わなくてもいいと最初に言われたので左足を右足に重ねて、ギターのヘッドが目線の高さに来る来る位を意識して練習を始めました。これが落とし穴でした。先生は基本が出来ていれば足台を使わなくてもいいと言ったのです。

そのまま、数ヶ月が経ちました。新しい生徒さんが教室にやってきました。その生徒に先生は足台の説明をしていましたが、ちょうど練習していた僕のほうを指差して「彼は足台を使っていないけど、使わないとどーしてもギターの頭が下がってくるよ。」と説明を補足したのだ。何!ていうか、もっと早くいうてよ!慌てたおいらは帰りに楽器店に行って足台を買ってのでした(笑)

2.足台とイス

さあ、道具は揃いました。しかしまた悩みが。そう、足台の高さである。足台の高さをどのくらいにしたらいいのか分からないのです。一緒のクラスのお姉さまは足台をかなり高く設定している。見ているとしっかり安定しているようにも見える。しかし先生に言わせると。あんまり上げ過ぎると腰や関節を痛めるとのこと。ギターのボディの角を軽く胸に当て足と足の間にボディを落とすようなイメージで、と言われ、これを意識しながら調整を行いました。いまではストレスなく演奏が出来ます。

同時に自宅で練習する時に使うイスを決めました。それにあわせて足台をセットする。基本は1段目(一番低いところ)にセット。この形で練習を続けた。ところがである。もともと、実は僕は左足の半月盤を学生の時に損傷しており、それ以来左足が良くないのだが、最近痛みが再発したのである。足を組むと余計に痛む。足台を調節しても、姿勢を意識して変えてみたりしてみても結果は変わらない。悩んだ末に「エルゴプレイ」という補助器具を購入することにした。吸盤がついているタイプでちょうど、左足の上に置き、ギターとの間の中間支点になるような器具である。これは足を組まない状態でも理想的なギターの姿勢が取れる。邪道かもしれないが、自分の体の特性に合わせて考えてみよう。

3..譜面台のススメ

もうひとつ姿勢を維持するこつとしては、譜面台を用意することをお勧めします。自分のちょうど左斜め前に置く形にしましょう。アルミタイプの譜面台で十分だと思います。
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